ボストン観光 ISABELLA STEWART GARDNER MUSEUMに行く!

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圧巻の中庭。あの中央で紅茶やクッキーなど食べてたんでしょうか。羨ましい。

今日は最低気温-1℃、最高気温10℃、ということでここ数日の中ではかなり暖かい1日になりました。午前中に家の掃除や洗濯などしまして、昼くらいから「ISABELLA STEWART GARDNER MUSEUM」に行くことにしました。先日行ったMuseum of Fine Arts Bostonの近くにあります。同じラボの同僚の方がすごく勧めていたので行ってみることにしました。ボストン中が人で溢れかえっている感じの日曜日でしたね。

ISABELLA STEWART GARDNER MUSEUMとは?

この美術館は名前の通りイザベラ ガードナーさんが作った美術館になります。頂いて来たパンフレットをもとに要約させていただきますと、1840年にニューヨークに生まれ、1860年にボストンのジョン・ロウエル・ガードナーJr.と結婚されました。イザベラさんのお父様がお金持ちだったのか、1891年、引き継いだ財産をもとに美術品の収集を進めたようです。夫であるジャックが1898年に亡くなってしまいますがそれ以降も美術品の収集と美術館建設の計画を進め、未開発だったボストンのフェンウェイ地区に土地を購入し夢の実現を進めます。建築家も雇ったようですが彼女の指示に従って立てることを主張し、建築にも積極的に関わられたようです。当初は「フェンウェイコート」と呼ばれたこの美術館は1903年に開館しました。(パンフレットより私が要約しました、ChatGPTではありません!もっと凄いのか、ChatGPTは。)

とのことで、イザベラさんの個人資産で収集した美術品が収蔵されたイザベラさんのデカいお家、といった趣向のようです。表現が陳腐ですいません。ただ、スケールが違いますね。お父様の財産、すごい額だったんでしょう。フェンウェイと言いますと有名なRed Soxの本拠地で、FENWAY PARKが近くにあります。フェンウェイ地区は最近は大きなビルが建設中で、再開発が進んでいるという噂です。

ISABELLA STEWART GARDNER MUSEUMの場所

場所はGreen Line、MFABの駅で降りまして、MFABの少し西側にあります。家、というより確かに大きく3F建てなので目立ちます。地下鉄で席を譲ろうとした老夫婦もいかれるということで着いていきました。イザベラさんが建てた本来の建物をPalaceと呼んでおり、その西側に新館があり、受付、カフェ、お土産物などが売られています。すごくおしゃれですね。

Museum of fine artsの駅からすぐ、です。

非常に大きい建物なので目立ちます。

ISABELLA STEWART GARDNER MUSEUMに入館

MFABの時の経験を活かし、大学の職員証を提示し、入館することが出来ました。学術都市ボストン恐るべし、です。あと面白いな、と思ったのですがISABELLAさんはFreeになるようです!?同名だからですかね。

Palaceに入りますと、いきなり目に飛び込んでくるのが中庭になりますが、これが圧巻でした。同僚の方も中庭をすごくお勧めしておりました。中央にメデューサのタイル画があるんですがこれが有名のようです。なんか多くの美術館でメデューサ登場しますが、こんな綺麗な中庭になんで?と思ってしまいます。その中庭は吹き抜けになっており3Fまで放射状に部屋が並びます。

圧巻の中庭。あの中央で紅茶やクッキーなど食べてたんでしょうか。羨ましい。

絵画だけではなく壁画、タペストリー、調度品などが結構ぎゅうぎゅうに並んでいます。一般的な美術館と比べると絵画のタイトルや説明がなく、大きなお屋敷の歴史ある佇まいにマッチして、雰囲気も合わせて楽しむような美術館でありました。和テイストな展示もあり、仏教系の彫刻、金屏風なども飾られています。光琳ってあったので「あ、聞いたことある」みたいに思いました。大きな美術館と違って、調光も自然光に近いので本当に家の中で絵をみているようなスタイルであります。

中庭横のスペースにも絵画が所狭しと並びます。

ボストンが暖かかった影響もあるのか、観光客がすごく多かったです。若い女性にも人気のようで多くの方がポーズをとって中庭で写真を撮っておりました。

タペストリーの部屋。かなり広い!なにする部屋なんでしょうか。ダンスしたり、会食したり、でしょうか。

スマホでバーコードを読むと案内が聞けたりできます。イザベラさんの意向で、絵画にタイトルや説明を添付しない方針となったようですね。ご自身を描かれた絵画も非常に多かったですね。自分の画を描いてもらえるなんて贅沢ですね。

イザベラさんの画が多いですね。多くの美術家のパトロンをしていたようです。

レンブラントの絵も自然に置かれております。かなり近くで見られます。

大体2時間くらいで私は周り終える感じになりました。 カフェは寄りませんでしたがお土産コーナーは非常に充実していて、バッグとかカップとか、コースターとか人気のようでした。お勧めです。美術館グッズはいずれ購入して帰りたいかなと思います。密かに海外で行った美術館でマグネットを買って帰るのが好きで、研究室にプチ美術館を作ってひっそり楽しんでおります。

暖かかったのでせっかくだし散歩しつつ帰るか、ということでBack Bayを抜けてBoston Commonを抜けてPark Street駅から帰路につきました。結構歩いた日曜日になりました。

帰りにMFABの裏側を通りましたが、赤ちゃんの顔の美術品が二個ででん、と置いてありましてこれはまたなんで?と思いながら帰りました。

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