生活セットアップ(1) SSNを申請しに行きました!!

ボストン生活

ボストンについてからのセットアップについても記事を書き始めたいと思います。セットアップというのはラボでの研究も大事ですが生活の基盤を整えるということで非常に大事でありますね。銀行などお金のこと、身分証などなど、いろいろございますがまず最初はSocial Security Number(SSN)の申請をしてみました。無くても困らん!といようなブログ記事も見かけますが、車の免許証など取るのにも必要のようですし、銀行口座(また別記事にしますが、無くても大丈夫な銀行もあります)でも申請するようで、日本でいうマイナンバー制度ですね。日本のようにマイナポイントなどは貰えませんが、申請に行きました。ちょうどこの記事を書く頃、車の免許証の発行数をマイナカードが上回った、とのこと。マイナポイント、貰わないと損ですし、確定申告も楽ですしね。

ラボへの初めての顔見せ

月曜にボストンに到着して、水曜日、クリスマス週末の前でした。ちょうどSSN申請に行こうと思っていた日がラボへの最初の挨拶日でした。そんなに詰める必要あるんかなと後で思えばそうなんですが勝手にそのつもりでおりました。ラボへ行く初日で遅刻したらまずいよなあと思い、実は火曜日にラボまで下見に来ておりました。ちょっと心配しすぎかもですが暇だったので、許してください。思ったより警備が厳重で、ラボまで3回くらいカードキーを使います。バイオハザードとかで「カードキー」というアイテムの重要さは知っていましたがラボでも重要ですね。トイレに行くにも必要になります。初日の挨拶にはとらやの羊羹を主軸にした日本お菓子をお持ちすることにしました。

ラボに到着前、ボスからSMSが。アメリカはSMSの文化なんですね。着いたらコールしてくれ、わからないと思うから降りるので、と。すいません。昨日来ました、と思いましたが、これはひとまずありがとうございます、と返事して待ちました。zoomでのmeetingしか経ておりませんでしたので実は初対面でありました。かなり緊張しておりましたが気さくに話をしてくださいまして、ありがたかったです。カードキーは動くか?とすごく心配してくれて何度もピーピーやりました。

初日にいきなりイベントはなく、机の案内とラボの簡単な案内(いくつかの階に実験機器があり、覚えられませんが)をしてもらいました。見たことない機械ばっかりで面食らっていた様子を汲み取っていただけたのか、「今日覚える必要はないからね」と言ってくれました。安心しました。机はPC仕事とかするスペースが160cmくらいでしょうか、コンセントもたくさんで申し分ない広さでした。その左側に広めの実験用机があり、これが3.5mくらいでしょうか。棚にはよくあるような替え物品が並んでおります。自分好みにアレンジしてくれ、とのことでした。27インチのモニターも付いており、いいんですか!?と思いました。ラボの横にPC机がある感じで、日本の職場は実験室と分離してましたのでちょっと文化が違うんですかね。これは日本でも場所によるんでしょうか。ボスに羊羹をお渡ししましたが喜んでくれました。また後日に感想を聞ければと思いますがどうなんでしょうか。あとは研究室のメンバーの方々に挨拶をしました。いろいろな人種、国の方がおりまして、やはりアメリカだなあと思いました。

そして、今日はひとまず予定はないから、自宅の用意やJet ragもあるだろうから、休みなよと言われました。正直緊張でJet rag感あまりなかったですが分かりました、と。二日目にカードキーを手に入れられれば上出来だ、と言われました。(そんなHardなミッションでもなかったですがまた記事にできればと思います)緊張の初日はこれでひとまず終わりました。

ラボに来たのでプリンターがありますので、持参したPCを用いてI-94を印刷しました。I-94という書類は入国したことを証明する書類で、ネットでパスポート情報などを入力し、手に入れることができます。以後の手続きでパスポート、DS2019、I-94はほぼセットで持ち歩くことになります。重要な書類なんですね。

I-94のサイト

申請窓口は専用の施設がある!!

日本のイメージでありますと役所(市役所とか)の中に窓口が作られていて、というイメージでしたので、てっきり「ボストン市役所」とかに行くのかな?と思ってましたがSSN申請を受け付ける専用の施設がいくつかあるんですね。私は職場の近くでNorth End、Government Center駅近くにある窓口に行きました。16時に締め切りとのこと。ラボに早く帰ります、と一応告げ(みんな何だか自由で、必要ない雰囲気もありますが)、窓口に向かいました。結局ギリギリに間に合いました。

以下、住所です。

Social Security Administration

10 Causeway St, Boston, MA 02222 アメリカ合衆国

1 階 · Thomas P. O’Neill, Jr. Federal Building

まずは持ち物検査

アメリカでは普通なんですかね。荷物の検査がありました。日本の国内線レベルの検査です。急いで支度したら思いっきりピピーと鳴ってしまいました。私のApple Watchでした。「もう、外してって言ったでしょ」みたいな顔で警備員の人に見られながらごめんちゃいという感じで機械に通して許してもらえました。受付は完全に機械です。自分の用事の内容をTapしていくと受付番号が出ました。しばらく待つことになりました。結構混んでいて、座る椅子は80%くらい埋まっている感じ、いろいろな方がごった返してました。ひとまず自分の順番まで書類のチェックでもするか、とパスポート、DS2019、ラボの正式な雇用証明書、I-94を確認しました。やはりこれらは超重要アイテムなんですかね。

呼ばれていきなり「書類足りませんけど」

受付は若い白人男性の方で、キリっとした方でした。英語上手ではありませんのでなんとか「SSNの申請に来ました、日本人で研究者です」みたいに話すと書類を見て行って、「申請書がないですよ」と。「受付で書いてもらうんですよ。ネットでも出来るけど」と。全然わかりませんでした。そりゃそうだわなと思いつつ、紙を頂きまして急いで記入、渡しました。1-2分くらいでしょうか、ふんふん、と読んでいると「わかりました、大丈夫です。2-3週で自宅に郵送されますよ」とのこと。こんなに簡単なんだ、と驚きました。住民票みたいなものとは違うと思っていたんですが私は引っ越しも予定にあったので、住所変更は必要ですか?と聞くと、要りませんよ、べつに。と。なんだか日本よりもざっくりした感じのSSN制度なんでしょうか。ちなみに日本より一桁少ないみたいですね。

終わってみると最後の一人で

SSNの申請が少しうまく行くか心配だったのですがひとまずミッションを完了しほっとして窓口をでると待合には誰もいませんでした。警官みたいな警備員みたいな方だけで、「君が最後だ」と。言わないでもわかるけど、なんかすいません、そういうことですね?とそそくさと施設を後にしました。一応留学するのに用意したVISA申請書類も全部持って行きましたが、SSN申請書(これは現地で書ける)、パスポート、DS2019、雇用証明があれば大丈夫そうですね。ブログなど見て回りますと、土地によって違うというのも書いてありました。備えあれば憂なしという感じでしょうか。一通り持っていくのがいいです。

果たして無事届くのか、また気になるところでありますが、これが到着後3日目の出来事でした。

 

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